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ホロかわいいよホロ

Posted by 瀬尾系 on 19.2007 徒然 0 comments 0 trackback
今更ながら「狼と香辛料」の1巻を読了。
帯がやたらに煽って来るんでどれほどのものかと挿絵・ストーリー解説一切無視で本編のみに挑みましたが、




タイトル以外に言うことがない。




と読み終えて十分くらいは錯乱気味でしたが、とりあえずレビューもどき。
ネタバレ気味なのでそこら辺各自考えて。















物書き素人の自分がなにを言うのかという感じですが、地の文の描写、台詞回しともに高いところで纏まってて大変いい。
ただ○○節みたいな濃い個性の文体をお望みの人にはそれほど薦めない。
俺が数読まないから新鮮に感じて評価できるだけで、もしかしたら最大公約数的にはかなりベタって評価なのかもしれません。
まあ、どちらかというと安パイ。手堅い文です。店頭でざっと見た感じ続刊も好調ですし。
多分この巻が初版の時点で筆者は院生だと思われるが、大学在学中に入選して本が出せるってのは理想でもあるんですげー尊敬ー。


ここらへんからは物好きでもないと考えないような点の感想。

ところで「~~のような」って表現は直喩でしたっけ。「~~だ」ってのが隠喩ですよね。確か。
この本の筆者支倉先生の文体は直喩が多めです。でも多用しているというほどではなく、使いどころは踏まえてあって心情をピタリと示しています。
近頃逆にこういうの少ない気がするなあ。隠喩をかっこよく使うのが近年のラノベの主流というか。ブリバリ主観ですが。
会話の質や商業を中心にしたストーリーの進め方は読者(俺)の知識の無さも相まって先を予測しにくく(流石に最後の部分は定石通りでしたが)よくある学園物などのストーリーでは味わえない方向からの刺激がありました。

あと突っ込みどころというほどのものでもないけど、複数行空けてシーンを一旦切るところでの文末が「~のだった。」ってのがが目立ってましたね。
単に癖でしょうけど、深い意図があるわけでもなさそうだったのでちょっと浮いていた気がする。全体的には的確な描写で上手く読者(俺)を引き込めていたかと。やっぱ神々しく見せたい描写には期待の芸術家が~とか聖母~とか氷の彫像~とか使うよね! わかる! よくわかる!

終幕のタイトルへの繋げ方も違和感が無くこじつけ感も無く見事。
言い忘れてたけどこの本は近頃減少気味のファンタジー物です。しかし悪いアイツをやっつけろな話じゃありませんし、構えずに読める物語ですね。ファンタジーって定石では第一章を導入として世界観を読者にある程度理解させるのが必要で、そこらが一番と言っていいくらい難しいんですが、ここらへんも最低限の情報はしっかり押さえてあって且つ既存の作品とのダブりも意識させない辺り地味に上手い。
まぁどっかの大陸みたいに挿絵に世界地図が出てくるでもなし、本当に最低限の地理と地名を繋ぎ合わせてるだけなんですが、ストーリーの進行には何の障りもないので無問題。

そしてなにより諸手を挙げて賞賛したいのはヒロイン・ホロのかわいさ。
個人的には挿絵は要りません。
文章だけでご飯三杯いけます。いけますとも。
冷静に分析するとホロのかわいさを成分解析した場合

台詞(口調,台詞回しなど) 50%
描写(性格,動きなど) 40%
挿絵(読んでる最中は挿絵は流し見なので実質表紙のみ) 10%

個人的には以上となる。もしあれが標準語だとこうはコない。
散々な評価ですが実際挿絵は部分部分は好きですけどね? 表紙とか。
ただ本編の背景とか良い仕事をしているとは言えな(

調べた感じここ1,2年で仕事増え始めたみたいですし、期待してます。

ともかくこの物語、こういう女の子の描写に関しては期待値高めにしても十分お釣りが来ます。本当にかわいいから。



とりあえず早急に続きを買いに行こう。あえて一巻ずつ。
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